今週のうち3日4コマを使って
北九州市門司区にある
特別養護老人ホームすみれそうさんで
外部講師を務めてまいりました
今回のテーマは「摂食嚥下の基礎」
摂食嚥下に関わる機能から始まり
評価や入所施設でのポイントをお話ししました。
①摂食嚥下のメカニズム
解剖・生理について理解を含めることを目標に。
なぜ身体を倒して食べる人がいるのか
なぜとろみ剤が必要なのか
食事形態を選ぶポイント
咀嚼とは何か
食塊とはなにか
食べさせられる体験をしてみよう
・・・など、実演も交えて行いました。
②食事の評価
食事評価のポイントは何か
栄養量や水分量の確認
未来の予測
③なぜ食事支援は難しいのか
安全な食事をするための本人の目標
安全な食事をするための支援者の目標
介護におけるジレンマ
④入所施設での食事支援のポイント
事故を起こさないために
⑤QOLを維持するために
活動の在り方
こんな内容でお話をしました。
今回は4コマ全て平等に同じ話ができるよう
じっくりと計画を立てていたので
目標は達成できました
また合間に行ったのが
症例検討
今回は各回1症例の計4症例あげていただきました
それぞれメール相談室まぁぶる(リンクはこちら⇒☆)で行う
解説動画を付けてお渡しできたので
全スタッフさんに4症例のフィードバックを
お届けできました
入所施設さんならではのお悩み
新しい施設での難しさ
支援方法など
参考にしていただければ嬉しいです
帰り際、看護師さんより
「第2弾もお願いします!」と仰っていただけました
実現できるかどうかは
今後のお話ですが
そうお声かけていただけるようなことができて
大変うれしかったです
帰宅後
作り置きしておいた夕食のグラタン
こどもたちが完食していて
私の分は残っておらず…(;^ω^)
元気に大喜びで食べてくれた子どもたちに
また励まされました
【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。
最近のコメント