赤ちゃんが初めはミルクや母乳だけで育っていきますが、離乳食が始まると飲み物やおやつなどを口にするようになります。
そのなかでも一般的なのが赤ちゃんせんべい。お米を原料としたもので、味もほんのり甘く、赤ちゃんでも食べやすくできています。
その赤ちゃんせんべいは、あかちゃんでも上手に持って食べますが、時々口に入れすぎてしまって「おえっ」ってなることはないですか?
今日はそのお話。
赤ちゃんせんべいって?
赤ちゃんせんべいってご存知でしょうか?いろんなメーカーが販売していますが、だいたい何処も同じような形状をしています。
これが定番かな?→ハイハイン
いずれにしても、赤ちゃんが手でつかみやすい形状をしていて、口に入れると唾液ですぐに溶けてしまうような柔らかいおせんべいです。
主に7ヶ月くらいの赤ちゃんから食べられるように描いてあるものがおおいのですが、これを食べるとき赤ちゃんが「おえっ」ってなったことないですか?
喉につまったらどうしよう?
そんなわけでこういうせんべいは、赤ちゃんも大好きですが、詰まったらどうしよう?と心配になることはないでしょうか?
もちろん少しずつちぎって口にいれて上げていれば詰まることはないですが、徐々に食べることが上手になり、手づかみ食べの練習として、ちょっと持たせてあげたいなと思うこともありますよね。
そこで1枚持たせると、口に入れすぎて「おえっ」と。
喉に詰まったらどうしようと心配になりますね。
詰まる?詰まらない?
実際、窒息してはいけませんが、多少「おえっ」となることが悪いわけではありません。どのくらいの量を口に入れたらいいのかな?ということを、こういった体験を通して学ぶので、経験自体は大切なものです。
しかし、それでも大きいものを喉に詰めるのは危険です。
そんなとき、この赤ちゃんせんべい、もうすこし食べやすい形に変えられないかしら?とおもったことありませんか?
細長くしたい
ちなみに、以前「うまい棒」を細長く割るという方法をYouTubeにアップしました。
こんなふうに、赤ちゃんせんべいも割れたらいいなと思い、今回少しためしてみました♪
赤ちゃんせんべいを細く割る
結論を先にいうと・・・
高確率で砕ける!
…はい。つまり、いくつか方法を試しましたが、どんな方法でも砕けやすいことには変わらないので、絶対的に「これ!」という方法ではないかもしれません。その点をご理解いただいて参考にして下さい。
割る
まずはシンプルに割る。両手で左右を持って親指で押さえながら…えい!と割る。これが上手く行けばいいですが、これもかなり割れます。
メリットは素早くできること。
切る
包丁とまな板が必要ですが、切るという方法もあります。とはいえ普通に切ろうとすると砕けます。
そこで、包丁をこうしてセットして、上から反対の手で「トンッ」と叩きつけます。するときれいに割れやすいです。
濡らして切る
ただ切るだけだと割れやすいので、もう少し違った方法もあります。それは包丁を濡らした状態で切るもの。
切ると言っても、包丁の水分をせんべいにじっくりと吸い取らせながら、せんべいを包丁の動線にあわせてゆーーーっくり切っていきます。溶かすイメージに近いです。
こちらのほうが、ただ切るよりも割れにくいです。ただし、手間と時間がかかるのが難点。お子さんにすぐ食べさせたい時はちょっと不便ですね。
削ぐ
そしてもう一つの切り方、削ぐ。これは包丁をお刺身を切るときのように斜めに倒し、前後にのこぎりの様に優しく動かしてみましょう。そうすると、のこぎりのように削りながらもいきなり割れる確率がぐんと下がります。
ただしこれも、ただ切るや折る方法よりも時間も手間もかかります。
いろいろな方法
いずれにしても少し細長くすることで、赤ちゃんが手で掴みながらより安全に食べられるようになります。
もちろんこれでも「オエッ」となる可能性はありますが、今度は細くなっているため上手に噛み切れることもあり、より安全にたべられるようになりますね。
こうしてモグモグを促すためにも、こうやって食べ物の形を噛む学習にマッチさせた形にするって大切なこと。
どれも完璧にきれいな形♪とは行きませんが、細長く割れることで、安心感も違うはずです。是非ためしてみて下さい。
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