こどもは絵本が大好き。絵本を読むだけで、たくさんの言葉に触れて、ママとコミュニケーションが取れて、楽しい時間を過ごすことができます。まさに絵本は宝箱。
さて、今日は簡単な絵本作りについて。
絵本作りたい
「絵本作りたい!」え?絵本作りたいなんて思わないですか?絵を描くのも難しい。物語なんて浮かびません。
そんな絵本なんて、自分で作ろうなんて思いません。
・・・ではなくて、お子さんです。
子供はみんなお絵描きが大好きですね。それを絵本みたいにしてみたい、なんていうこともあると思います。子どもはみんな芸術家。お子さんの「描きたい」「作りたい」をお手伝いしてみましょう。
簡単絵本の作り方
作り方①
一番シンプルなものが、画用紙をホッチキスで留めるもの。画用紙を数枚重ねて半分に折ります。折り目に沿って穴を開けて紐で止めたり、最近ではホッチキスの針を縦向きにセットできるものが100円ショップでも買えるようになったので、そう言ったものの活用もいいですね。これでしたら、何十ページの大作も作ることができます。
作り方②
そうはいっても、もっと簡単に絵本を作ることができないかな?ということで、もっと簡単な絵本の作り方もご紹介します。
①A4サイズの紙を用意します。
②長辺を4等分、短辺を2等分に折ります。
③そして赤線を切ります。
④それをこうやって、紫線の形に折って、赤線のところを山折りして
⑤ここを畳めば・・・
⑤ほら完成!
このやり方だと6ページの本を簡単に作ることができます。完成したらお話を作ってみましょう♪作るのはもちろん子どもさん。絵本作家になったつもりで、いろんな絵を描いて、オリジナル絵本を作ってみましょう。
絵本の中身
絵本を作って、と言われても悩みますよね。お子さんが自由に描いてくれればいいですが、「ママ描いて」と言われると困っちゃうことも多いですね。
絵は上手に描ける必要はありません。丸や四角、三角を描くだけでOK。そこから、お家の中で「丸い物探しゲーム」などにつなげてしまえばいいんです。
「絵本を読む」ということの目的には、絵本から言葉の世界を学ぶという視点もありますが、お母さんとのコミュニケーションという要素が大きく含まれています。絵本という、ある意味ひとつのおもちゃを使って遊ぶ。それだけで絵本を読んだことになるんです。
こんな小さな紙1枚でできる手作り絵本。ちょっとした遊びに取り入れてみませんか?
【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。
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