昨日、下関医療・介護ネットワークの理事を中心としたメンバーで、オンライン交流会と言う名の飲み会を行いました。
今日はそのお話。
下関医療介護ネットワークって?
下関市医師会を中心にして、医師、歯科医師、薬剤師、ケアマネジャーや看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、医療相談員、さらには地域包括支援センター職員や市役所職員に至るまで、いろいろな職種の有志が集まって、自らの仕事の技を向上させようと取り組む会です。
この会は年に数回、大きな市民公開講座などを行っており、その準備などで定期的に会議を行っていたのですが、この今回の新型コロナウイルス騒動で、その活動もぱったりと止まりました。
あぁとてもつまらない。
有志であるがゆえ
医療介護ネットワークという名前ですから、市内の医療職、介護職、またそれらの施設等で働いている方々の集まりです。この度の新型コロナウイルスの影響を強く受けている職種の集まりとも言えます。市内で、もし新型コロナウイルスが発生したらどうするか、などを常に考えなければならないメンバーですから、今この状況ではなかなかこの有志の活動にまで手が回らないのもあたりまえです。とは言え、みな志の高い方ですし、今のこの状況が何となくもったいない。定期的に夜集まっていたメンバーで、なにかできることはないかな?と考えました
開催してみて
この医療介護ネットワークの理事を含めた有志メンバーのライングループがあったので、そちらにちょっとオンライン飲み会をしたいという内容を投げかけたところ、数名の方からも賛同の声が。
初めての試みでちょっとどきどきしましたが、当日は最終的に8名のメンバーが集まることができました。良かった!
久しぶりのメンバーとの会話。同じ市内で働いていて、いつも気軽に集まっていたメンバーとも、なかなか会えない状況ですから、こうして顔をあわせられてよかった。
市内の状況を少し確認すると、大きく混乱はまだおきてはいないよう。ただし発熱者などが出ると、一斉に周囲が凍りつくためどの病院・施設も神経を張り巡らせている様子がわかります。マスクなどの資材も本当に不足しており、大きな病院でも週2枚支給されるにとどまる状況だとか。なかなか深刻です。
市内の在宅支援を整える
やはり、市内でここまで大きなネットワークがあるのですから、それをきちんと保ちつつ、万が一に備える。そしてこれまで作り上げてきた在宅支援の土台を崩さないように守る。そう言うことができるうように、コミュニケーションをとれる環境を整えたいな、とおもいます。
結局は支援する者同士、支援される者同士、双方のコミュニケエーションが非常に重要なことは間違いないですね。
ときどきこうして市内のネットワークを維持できる活動も積極的にしていきたいなぁとおもいます。
【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。
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