【びぃどろ日記】人のいない街

Facebookで話題になっている、「7日間ブックカバーチャレンジ」。たまたま私もご指名を受けたので、挑戦することに。

今日はそのお話。

本は好き?

私はあまり読書家ではありません。本はたくさん持っているのですが、活字を読むというより、趣味を深めるための資料として使うことが多いんですね。

なので趣味本を徹底的に紹介することに。

今回は写真集。

TOKYO NOBODY

これは、人混みだらけの東京で、ひたすら無人になる瞬間を待ち、シャッターを切る。それを集めた写真集。

ふと、この写真集を見返しながら、現在の東京のことを考えたのです。

ヒトはどこに?

私はいまは地方に住んでいます。とてものどかで人の数もすくないのです。ですから、この写真集のような写真はいつでも撮影できます。

けれど、東京ではそれはほとんど考えられません。

いま、新型コロナウイルス流行に伴い、自粛が始まっています。とは言え、なかなか活動量を大幅に減少させることは難しい現状も有り、だれも町中を歩いていない、ということはほぼありません。

これが海外のようにロックダウンになったら?

外を出歩くこともままならず、町中を行き交う人が大きく減少するのです。それでもちろんウイルスの拡大が抑制できればいいのですが、それまでに経済とか社会とかがどうなるんだろうか、など不安にもなります。もちろん感染症拡大をとめなければ もっと大きなダメージが起きることはわかっているので、だれもが自粛した生活を強いられているわけです。

この写真集のように、だれも町中を歩いていない。これが東京の日常になったらどうなるんだろう…そんなことを考えて、読み直しました。

1日も早い終息を願って。

第一線で働いていらっしゃる方々に心から感謝。

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。