【研修会参加】山口県言語聴覚学会

本日は山口県言語聴覚学会へ参加しております。

山口県言語聴覚学会

午前中の専門講座は国際医療福祉大学大学院の倉智雅子教授による『摂食嚥下障害:評価後の根拠ある介入』です。

先生と再会

実は10年以上前に倉智先生にお会いしたことがあり、ちょっとご挨拶させていただきました。10年以上前・・・( ^ω^)時の流れは恐ろしい・・・。そのときは新潟県のLSVT-LOUD®(※パーキンソン病に特化したリハビリテーションプログラム)の講義と認定試験を受ける為に、一人で3泊4日乗り込んだときです。

はじめての新潟県。たまたま帰りのバスで、なんと倉智先生と二人きりに!とても緊張したのを覚えています。それがこんなところで再開。うれしくてお声をかけてしまいました。先生は覚えていらっしゃらなかったとおもいますが、私にとっては貴重な思い出です。

思い出話はさておき・・・

さて、今回の学会、目玉は前述の倉智先生による専門講座。そして午後には県内3名のSTによるシンポジウム。これは「急性期・回復期・生活期における摂食嚥下障害の取り組みについて」というテーマで。そして一般公演はと下関市内のOT岡藤さんによる「認知症患者に対するケアについて~各認知症の特徴と対応~」という内容でした。

実は普段は山口県言語聴覚士会の開催する研修等は、諸々の事情で参加できないことが多く、今回は久しぶりの参加となりました。

県内のSTさんの活動を垣間見ることもでき、また私の活動をご存知の方からお声をかけていただくこともあり、本当にありがたい限りでした。

STを全国の方に知っていただくこともですが、まずは県内・市内と身近な方に知っていただかなければいけません。そのためには県内のSTさんとのネットワーク作りも積極的にしていきたいな、と思った今日の学び。

明日からの仕事のエネルギーをいただき、今日も帰路につきました。

県士会理事会の皆さん、ありがとうございました。

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。