母にとって「食べさせる」ということは

母親にとって、子どもに「食べさせる」ということは
育児の軸です

今日はこどもの日
朝、お出かけの際に子どもとコンビニへ行くと、店長さんから
「お菓子あげていいですか?」と言われました
「ん?あ、はい」とお答えすると
パックン○ョをいただきました
こどもの日のサービスのようで、店長さんからの心遣いでした

子育てをしていると、こういう場面は多く経験します。

ありがたいな、と思って、子どもだけではなく私まで幸せな気分になり、笑顔になります

でも

子どもにアレルギーがあったらそうはいかないな、とも思うのです

こう言うとき
断れる母でなければいけない
断ることを受け入れられる子でないといけない
いずれは自力で断れる子に育てないといけない

「食べさせること」が母親として育児の軸である以上
みんなが食べているものを、子どもに食べさせなということは
母親にとって、強い罪悪感を覚えるものです

ですから

そんなお母さんを支えられる人の存在は大切だと思うのです
お父さんであれ
おじいちゃんおばあちゃんであれ
友人であれ
お子さんの食の発達を相談できる人は必要です

母親にとって「食べさせる」ということは
育児の太い太い、軸なのです

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。