【オンライン相談室】ドイツからびぃどろへ

先日、オンライン相談室ぽっぺんへ新規のご相談者様からご依頼がありました。その方のお住いはなんとドイツのベルリン。今回は本人様より公開許可をいただきましたので、ちょっぴりご紹介です。

ドイツの首都ベルリン

ドイツ北東部に位置する首都ベルリンは、ブランデンブルク大都市圏地域の中心に位置する都市です。日本までどれくらいの距離があるのかな〜?とGoogle先生に聞いてみました。

はっせんななひゃくきゅうじゅうろく!!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

もちろん私は行ったこともないですし、親戚や友人も住んでおりません。きれいなところなんだろうなぁ…いつか行ってみたい…。

ベルリンといえば映画好きの私としては、「ラン・ローラ・ラン」とか「グッバイ・レーニン!」とかの舞台ですよね〜。いいな、いいな(・∀・)♪

さて、そんな私には縁もゆかりもないドイツから、偶然知人を伝って「びぃどろ」にたどり着いたNさん。

時差問題

何より困ったのが時差問題。こちらが昼間にセッションをしたくても、それでは向こうは夜〜早朝。向こうのお昼間は日本は夜。

幸い私は、夜子供の寝かし付けタイムが過ぎてから仕事をすることが多かったので日本時間の夜22時であれば受けられそう。そうなるとドイツは時差が8時間なのでお昼の14時。大丈夫でしょうか?ドキドキ…

「15時までに終了なら大丈夫です」というお返事をいただき、一安心。

しかし!いざ前日に「明日ベルリン時間の14時からでお願いします」とお伝えしたところ「サマータイムにはいったので15時です」と!えーーーーΣ(゚∀゚ノ)ノ!!サマータイムとかわかんない!!

…とまぁ、そんなプチトラブルはありましたが、無事に予約時間を確認し、いざ本番!

zoomってタイムラグ無いのかな?

もちろん世界中のだれとでもできることは理屈としてはわかっているものの、実際にやるのは初めて。しかもこんなに遠いなんて緊張する(いや、まぁ、距離関係ないですけどね)。

そして予約時刻。つながったー!!!音声も画像も乱れない!すごい!へえぇぇぇぇ!!と、そんなことに感動したのです(笑)

セッション内容

すこし前に軽い脳梗塞を起こされたというNさん。ろれつが回りにくいとのことで、言葉のトレーニングを行いました。今回は初めてということもあり、評価が中心。そして自主訓練方法をお伝えするところまでできました。

発音のトレーニングなどは、本当にオンラインでもスムーズにできることが多く、距離関係なくどなたにも平等に行えることが魅力です

本当によかった(*^^*)

セッションの様子をご紹介

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスが世界中に猛威を奮っています。Nさんの暮らすベルリンは、先月下旬からロックダウンになりました。スーパーと薬局以外はみな閉店しているとのこと。そして町の中は人影も少なく皆が外出自粛をして過ごされているとのことです。

日本でも全く安心できない状況であり、これは明日の日本かもしれません。

それぞれが自分たちの取るべき行動を考え、選択し、実行する。みんな誰もが不安ではありますが、みな笑顔で明日が迎えられるよう、精一杯生きていきたいものですね。

そして、自宅からなるべく出ないような生活を私も送ってはおりますが、こうしてオンラインの仕事があることで、ちょっと気持ちが引き締まります。

自宅にいても連日暗いニュースばかり。普段接することのない方と、こうして自宅でもお話することができて、わたしもひとつ自信となりました。

Nさん、ありがとうございました

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。