【びぃどろ日記】確定申告終わった

今日は完全に他愛のないお話。

確定申告終わった

昨年1月に開業届を提出して、その後、3ヶ月は通常通り勤務。3月末日に12年間勤務した訪問看護ステーションを退職して4月より正式に完全独立した私。独立ということは個人事業主なわけで、個人事業主として仕事をしている以上、所得税を支払わないといけないということです。

そんなわけで人生初の『確定申告』に挑んだわけです♪

まぁ、だれもがやってることですから、そんなに緊張することもないのでしょうが、なんともどうしていいかわからず1年やってきたわけです。

その都度「たまたま友人で、それに詳しい人がいたので、ときどき「この経費ってどうやって仕訳したらいいの?」などと聞きながらやってきました。

私の場合、仕入れがある仕事ではないので、支出もほぼ限られていますし、収入は非常に明確。だから仕訳もシンプルなのですが、なんとも初めてのことで1から勉強していた感じです。

ちなみに私の実家も個人事業をしています。ついでにいうと、両親共にちがう仕事でそれぞれが個人事業主。そのため、毎年この時期は両親がそれぞれ確定申告をしていたんだと思います。…そう、「思います」というレベルの記憶。実は全く知らなくて、全く興味がなくて、全く記憶がないんです(-_-;)

実家にいたのは高校生までなので、あまりそういう「仕事」ということに対して意識していなかったので、そのあたりも原因かと思いますが、なんともはやせっかくの生きる見本があったにも関わらず勉強してこなかったことを、今更もったいなかったな、などと思っています。

とはいえ、私の働き方はフリーランスなので、ちょっと特殊なかたちになります。ですから、結局は勉強しないといけなかったので、それはそれでいい経験となりました。

お金の流れを知る

それにしても、病院や訪問看護ステーション勤務の頃、こんなにお金や税金のこと、考えたことってなかったなぁと思っています。うんうん。自分が税金にいくら払ってるかとか、健康保険にしたって何にしたって、あまり考えていませんでした。けれど、こうして1から勉強し直すと、お金の流れを見るって本当に大切なんだなと理解してきました。

お金の話をすることってためらわれがちですが、やはり大切なこと。

私は子供の教育には3本柱を設けています。「命」「性」そして「お金」。この3つについてしっかりと話せる環境が大切と思っていて、子どもたちにはそれを伝えています。まだまだ全てを理解できる年齢ではないのですが、少しずつあたりまえに話せるようになったらいいな、と思います。

ということは自分もこれらのことについて、自分なりの理論だったり哲学を持っていることが大切なんだとも思っています。

感謝

経理をしていると、領収書などを見ながら、「これはあの時のだな」など、自分の1年を振り返るいい機会となります。この1年、契約してくださった法人や、利用者の皆様に本当に感謝。こうして私が生活できているのは、そういう方々との出会いがあってこそなんだなと感じるのです。

今年は新しい事業、「ONLINECARE」が始まります。他にもいくつかやりたい事業がちらほらとあり、それらをどう形作るかを考えているのです。

私にとって今年もまた、挑戦の年。めいっぱいチャレンジして失敗して、笑って泣いて、自分らしいものを作っていこうとおもいます。

それにしても確定申告…終わってよかった〜(笑)

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。