【研修】子どもの足の障害と靴の選び方

本日の学びはこちら。

理学療法士による「子どもの足の障害と靴の選び方セミナー」

子どもが足を痛がる
ファーストシューズって、どんなの選ぶ?
運動靴と普段靴はどう選ぶの?
など、疑問の多い子育てママの支援と、子どもの身体の成長を妨げない為のセミナーでした。

私も育児をしていますが、こどもの靴選びには毎回悩まされていました。子どもが幼い頃は、自分で合う合わないを言うことができない為、大人が正しい靴選びをしてあげなければいけません。しかし、靴の中は見えないですから、どう選ぶのが正しいのかがさっぱりわかりませんでした。靴の中がスケルトンだったらいいのに!!

今回のセミナーには幼児の方もいらしたため、そのお子さんの足の型を画用紙に書き出してみたり、靴選びの際のポイントなども話していただきました。

ちなみに私の足の立方骨は下がっているとの診断(;^ω^)えーわからないww
けれど魚の目ができやすい足なので、きっと歩き方が悪いんでしょうね。体力無し・根性無も関係するのでしょうか?

足の骨についてはさすがに、なかなか理解することは難しかったのですが、1つずつ細かく説明していただけたの、足のアーチの仕組みなどの理解を深めることができました。

ちなみになぜ、言語聴覚士の私が靴のセミナーを受けたのかと言うと、私自身はもちろん、靴のことは全くの素人。しかし訪問を中心とした在宅リハビリテーションを長くやっていると、私一人でお子さん全体を把握しないといけないということが、しばしばありました。

その一つが姿勢です。

私は口の発達専門の為、咀嚼や発音を育てるためには、口⇒首⇒肩⇒体幹⇒下半身⇒足のバランスが整わないといけない、食具の練習をするためには手⇒肩⇒体幹⇒下半身⇒足のバランスが整わないといけない・・・という考えがあります、そのため、評価はできませんし、そこから指導を行うこともできません。
けれど「なんかバランスが悪いかも?」と気が付け力や目は必要と感じています。そして気が付けば専門家へつなぐ必要性があるのです。

ですから、歩き方についてもよく観察するよう意識はしていたため、こういった靴の勉強会に参加することで、お子さんのバランスの悪さに早く気が付ければいいなと感じていました。

講師をしてくださった理学療法士の森下宏さんとは、以前からFacebookでつながっていたため、今回初めましてだけど、初めましてじゃない・・・そんな不思議な初めましてをしました(笑)

こうしてSNSを通じていろいろな専門家の方とつながれるようになると、本当にわからないことがあっても相談できる窓口が増えるので、頼もしいなと日々感じています。

わたし一人のちからでは利用者さんの支援を充分にすることはできません。こうして繋がれたたくさんの方たちに助けていただきながら支援ができていると、日々痛感しています。私もそんな専門家の方々に恥じない仕事をしたい。そしてこんなたくさんの方々に頼っていただけるようなセラピストになれるよう、学びを忘れないようにしようと思います。

また明日から、お子さんを見る目線に新しい知識をプラスアルファできました。森下さん、ありがとうございました♪

【長岡菜都子(だんらんコーディネーター)】
リハビリテーション専門職である言語聴覚士の国家資格を所有。病院勤務を経て、訪問看護ステーションに入職。以後12年間で、訪問リハビリテーションを学ぶ。対象は乳幼児から高齢者まで幅広く、病気や障害を抱えながらも、にいかにして家族とともに充実した温かい生活を送れるかにこだわり、支援している。
現在は病気や障害を抱える当事者に対し、『個別』ではなく、家庭や関係施設へ『戸別』に訪問し、主に「はなすこと」「たべること」に関する、赤ちゃんの育み支援、こどもの学び支援、成人・高齢者の生活支援を行っている。
その他、医療・福祉・介護・教育施設等への外部講師等も行い、「はなすこと」「たべること」のバリアフリーを目指し活動中。